隆一:「…………!!」
楓さんの足の指が、俺のを撫でるように動いた。

京子:「どうしたの? 隆一くん。ご飯、喉につめちゃった?」
声にならない声を上げてしまった俺を怪訝に思ってか、義母さんが心配そうに声をかけてきた。
隆一:「だ……大丈夫」
梨沙:「がっつくからよ。みっともない」
梨沙も相変わらず、呆れたようなに言ってきたものの……それに構ってる余裕は無い。
隆一:『楓さんっ!』

楓:『いわゆる……足コキ、というヤツだな。フットジョブ、などとも言うらしいが』
隆一:『んなコトを聞いてるわけじゃなくてですね……』
すり……。

隆一:『…………!』
器用に、足の指先で裏筋をなぞるようにしてみせる。
楓:『ふふ……。ストッキング越しの感触というのも……悪くないんじゃないかな?』
隆一:『わ……悪くはないですけど……なんもこんな、みんなが居る時に……』
楓:『そういうスリルも含めてのサービス、なのだがな』
すり……すり……。

うわわわっ。