俺は、梨沙の部屋の扉が薄く開いていることに気付いた。
隙間くらい開いてるのは別段、不思議ではないのだけど……。

梨沙:「んっ……。あ、ぅっ……ん……」
問題は、その隙間から漏れる声。
……ヤバいとは思いつつも……思わず、その隙間から中の様子を伺っていた。

梨沙:「あ……んっ……。ああ……おかしい、のにぃ……。こんな……変態みたいなことぉ……」
目に飛び込んできたのは……梨沙の痴態。
それそのものは、何となく……部屋から漏れ聞こえる声から想像はしていたものの……。

梨沙:「や……ぁっ……! だ、だめぇっ……!」
覗いている俺に気付くこともなく……次第に声も、指の動きも熱っぽくなってきていた。

梨沙:「んくっ……! う、んっ……! あ、はぁぁぁぁぁぁぁぁっ……!」