『空気』も予約したし、今月はエロゲー十本購入予定。今週は『不安定』『半吸血鬼』の二本。出勤前に秋葉へ直行するのだ。やはりおいらは愚か者。この不況下でいい鴨と化している。若しかしたら人間として何か重要な物を無くしているのかもしれない。捜し物はなんですか見つけにくい物ですか、鞄の中を財布の中を捜したけれどお札が無いの。
　今週もミルクセーキを飲んでお腹を膨らませる。
　ミルクセーキは牛乳と砂糖とミルクだから安くて手軽に出来ていいぞ。

【れふと】と言う訳で、何処まで連載が進んだんだっけぇ？
【らいと】丸谷が『エレクト大戦』で、ロックシンガーのエロシーンを書き終えた所まで。
【れふと】ふーん。まだ、そんなトコなんだぁ。相変わらずノロマのナルシストだねぇ。
　　　　　一発後ろから蹴ってやろうか？
【らいと】一応、私達の創造主なんだから、言い過ぎだと思うが・・・。
【れふと】じゃあさぁ、なんて言えばいいの？　事実は事実だしぃ。
【らいと】ここは穏健に、愚鈍な自己中野郎とか口数の多い自己愛馬鹿とか。
【れふと】漢字で書くと、救いよーの無い真実って感じだねぇ。
【らいと】と、こんな風に会話していても、きっと誰にも解らないぞ。
【れふと】そうだねぇ。えっと、自己紹介といきますかぁ。画面右側の愛嬌のある可愛い女の子がぁ、
　　　　　　わたし『れふと』ちゃん。左側の無愛想な吊り目女が『らいと』。
　　　　　　ＰＩＬ＆Ｊamの非公認マスコットキャラですぅ。
【らいと】露骨に悪意に満ちた紹介だな。
【れふと】えへへ、ほめられちゃったぁ。
【らいと】ふぅ・・・で、画面って何だ？
【れふと】だって、わたしの可憐なグラフィックがユーザーの皆様のモニターに
　　　　　表示されているんでしょう？
【らいと】されていないって。文字のみだ。
【れふと】ええっっっっっっっ！！　また？　『Ｍｙ　Ｇｉｒｌ』のリードオンリーテキスト以来の出演なのに、
　　　　　２年ぶりなのに、また文字だけなのぉ？
【らいと】『ＰＩＬｃａｓｅＸ』『女郎蜘蛛』『Ｎａｉｌｓ』のおまけにはグラフィックつきで出たけどな。
　　　　　所詮、丸谷が絵を描くだけの精神の余裕
　　　　　が無いと、我々のグラフィックは出ない。基本的にはＰＣ９８時代の終わりと共に、
　　　　　我々は消え去ったのさ。
【れふと】じゃあ、なんで今回ひさーしぶりに出てきたのかなぁ？
【らいと】おそらく、丸谷がネタにつまったからだろう。ネタが少なくても対話形式なら文章量が
　　　　　稼げると計算したんじゃないか？
【れふと】ふーん、相変わらず浅はかで、おつむがカラッポのヘタレ野郎なんだ
　　　　　ねぇ。やっぱり後ろから一発蹴ってやろうか？
【らいと】で、『エレクト大戦』のデバック末期の様子の紹介だな。
【れふと】らいとちゃんは、相変わらず真面目だねぇ。でもでもぉ。デバック末期と言っても、
　　　　　アップまで一ヶ月切った段階で、シナリオが上がって無かったのは勿論として、
　　　　　まだ原画すら完クリしてなかったんじゃ無かったっけ？
【らいと】ああ、助っ人原画マンが、仕事が遅かったからなぁ。
【れふと】連載１２回で出てきた人だねぇ。丸谷が無能だから机は要らないだろうって言われて
　　　　　　追い出されて、その後釜として、明いた席に座った助っ人原画描きだったっけ？
　　　　　　それは丁寧で絵にこだわりがあるから、遅いって事かなぁ？
【らいと】いや。『ＰＩＬｃａＳＥＸ』の一本でも原画を描く予定だったんだが、途中で消えている。
【れふと】それって遠回しに言ってるけどぉ、無……
【らいと】おほん。確かアップのギリギリまで、丸谷はテキストを打ってたんだよな。
【れふと】ああ、誤魔化してるぅ！！　らいとちゃんってオトナだねぇ。
【らいと】・・・期日がどうこうと言ったら、丸谷も同罪だよな。今までの参加作品中。
　　　　　シナリオが予定通りあがったのって『ドライブ　ミー　クレイジー』だけだからな。
【れふと】職業シナリオライターとしてサイテーって感じだねぇ。そんなだから、
　　　　　いつまで経っても『○ー●』の『○○』に勝てないんだよねぇ。
【らいと】だから、周り中が巻き添え喰う訳で、当然『エレクト大戦』末期も修羅場になった訳だ。
　　　　　結局は『堕落の国のアンジー』を進行させていた、Ｍｒ.Ｚ氏もデバッグに投入される
　　　　　羽目になったからな。
【れふと】そーそー、いよいよ修羅場って感じだねぇ。
【らいと】ちなみにアップギリギリに打ってた文章は登場キャラ達の後日談だったんだそうが、
　　　　　結局ゲームには組み込まれなかったそうだ。
【れふと】つまんなかったんだね。きっと。
【らいと】丸谷は、時間が無かったから猫田さんに組み込んで貰えなかった、
　　　　　と未練たらしく言ってたけどな。
【れふと】猫田さんって優しいねぇ。つまんないカス文章で入れたらゲームの印象が悪くなるって
　　　　　ハッキリ言わない辺りが気配りだよね。丸谷ってひがみっぽい逆恨み野郎だから、
　　　　　うまく言いくるめておかないと、『復讐リスト』に書かれちゃうもんねぇ。
【らいと】大丈夫だ。口先野郎だから『リスト』に書いても実行しない。せいぜい頭の中で
　　　　　手足の指を一本ずつペンチでもいでから、次は歯を全部麻酔無しで抜いて、
　　　　　髪の毛を掴んで水槽の中に何度も死ぬ寸前までつけるなどなどの拷問をするだけだそうだ。
【れふと】わぁお。やっぱりＰＩＬっぽいＳなんだねぇ。そんな妄想で頭を一杯にしてるなんて
　　　　　歩く猥褻物な感じだよぉ。えんがちょ。
【らいと】・・・いま、思ったんだが、大分非道いことを書いている様な気がするんだが・・・・・・。
【れふと】いいんじゃない？　どうせ、丸谷は何かにいじけて自虐モードなんだろうから。
　　　　　好きなだけ自虐させておけば。心配してやんのもバカバカしいもん。どうせすぐ忘れるし。
【らいと】それもそうか。
【レフト】シナリオを打ち終わった時、やっぱりコーコツとしたのかなぁ？
【らいと】いつが終わりだったか定かでないし、感慨に耽る時間も無かったから、
　　　　　覚えていないそうだ。
【れふと】ふーん。で、後はデバックデバックだよねぇ。
【らいと】まぁ、丸谷は土壇場までテキスト打ってたから、バグチェックには、余り参加していない
　　　　　そうだ。それにシナリオライターは、自分の打った文章を勝手に補正して読むから、
　　　　　バグチェッカーとしては、期待できないんだそうだ。
【れふと】それって単に、自分のムノーさを誤魔化すタメの言い訳なんじゃないかなぁ？
【らいと】否定できない事実だな。この前も、『空気』の特集記事を読んで、自分はなんて
　　　　　頭が悪いんだろう、こんな緻密な事を考えてシナリオを書けない、と嘆いていたよ。
　　　　　頭が悪いんだよ。『エレクト大戦』から変わって無いんだ。
【れふと】ふーん。でも、そんな頭の悪いＣ級シナリオライターに創造されたって考えると、
　　　　　馬鹿でも仕方がないねぇって人生明るいじゃん！！
【らいと】そんなＣ級シナリオライターでも、ゲームクリア後に流れるスタッフテロップに
　　　　　『シナリオ　まるちゃん』と言う文字が流れてくるのを見た時は感慨深かったそうだ。
【れふと】自分の名前が入って無いのじゃないかとビクついてただけなんじゃない？
　　　　　　前の会社でもリストラにあってるし、常にビクビクしている小心者だからねぇ。
【らいと】・・・そう言えば、土壇場になってバグを見つけたと言ってたな。
【れふと】へぇ、どんなバグなのぉ？　可愛いやつ？
【らいと】土壇場で見つかるバグに可愛いバグなんてあるものか。ＡＶＧパートのテキストファイルが
　　　　　１ファイル丸ごと抜けてたんだそうだ。
【れふと】うわぁぁぁっっ！！　それは大変！！　結局どうしたの？
【らいと】無視したそうだ。
【れふと】すっきりした男らしい大胆素敵な対応だねぇ。
【らいと】一応報告はしたらしいが、『こんなテキスト在っても無くても同じだよ。
　　　　　誰も気付かないって』と言われて、それもそうか、と思ったそうだよ。丸谷のテキストなんて
　　　　　あっても無くても同じだからな。
【れふと】シナリオに愛着があるのは、シナリオライターだけって事だよねぇ。
　　　　　で、本当に誰も気付かなかったのかなぁ？
【らいと】社内では、丸谷の他には誰も気付かなかったそうだが、外部では気付いた人もいて
　　　　　『ここ不自然なんですが・・・』と連絡が来たらしい。
【れふと】それで、それで、どうしたの？
【らいと】うまく誤魔化したそうだ。
【れふと】わぁっ！！　バグを出したソフトハウスの鏡だね！！　Ｗｉｎ版に移植した途端、
　　　　　攻略不可能キャラが出てきて、ユーザーが質問をしたら『仕様ですから』と言い張った
　　　　　某中堅ブランドみたいだねぇ。
【らいと】ちなみに、某中堅ブランドはＰＩＬでもＪamでも無いからな。
【れふと】冷静なフォローだねぇ。そう、うちらより良く売れてるブランド。
【らいと】・・・ふぅ。弁護すれば、社内の人間は皆疲労困憊だったし、マスターアップのタイムリミットが
　　　　　迫っていたから、ゲームがフリーズし無い程度のバグは、気付かなかったんだろうな。
【れふと】零細企業には余裕が無いからねぇ。放漫経営しても政府が助けてくれる訳でもないし。
　　　　　もっともエロゲーメーカーはみんな零細だし、銀行金貸してくれないし、臭いし、狭いし、
　　　　　オタクだし。
【らいと】またそう言う敵を作るような事を・・・・・・。
【れふと】うふ。正直者だから。
【らいと】・・・そう言う艱難辛苦を乗り越えて、ようやくマスターが上がった時、窓は白々と明るく
　　　　　朝を迎えていたという。社内には、放心した様な虚脱感が漂い、皆の顔は疲労が濃く
　　　　　マスターアップが宣言された時も、安堵の溜息が流れるばかりであったそうだ。
【れふと】それで売れたの？
【らいと】売れなかった。
【れふと】ストーンヘッズは儲かったのかなぁ？
【らいと】最初の原画家と連絡が取れなくなったり、開発期間が長期化したりで、開発費がかさんで、
　　　　　社員一人分の二ヶ月給料くらいしか儲からなかったそうだ。
【れふと】うわぁぁぁぁ。だめじゃん。
【らいと】ダメ駄目だ。

【れふと】・・・・・・・・
【らいと】・・・・・・・・

【れふと】あーあ、お腹空いちゃった。ねぇ、らいとちゃん、また出演できるかなぁ？
【らいと】駄目だろうな。このコーナー人気無いし。
【れふと】Ｃ級シナリオライターじゃねぇ。あーあ、デ○キャラッ○みたいに猫耳と肉球をつければ、
　　　　　キャラ萌えしてくれるかなぁ？
【らいと】・・・その内、ネタが詰まったら、また出してくれるかもな。

【れふと】そんなこんなで、今回はこれでさようならですぅ。
【らいと】御縁があったらまた会いましょう。

　と言うわけで『らいと』と『れふと』でした。
　久しぶりに書いたら、口が二人とも悪くなった様な気がする。
　二年もほうっておいたから、作者に恨みでもあるのだろうか？

　うーん、読み返すと自虐的だなぁ。最近ストレス溜まってるし。
　来週には回復しているといいんだけどなぁ・・・・・・。

ＢＹ　ストーンヘッズシナリオライター　まるちゃん改め丸谷秀人でした。

ＰＳ　　　　　　　　　　　次回予告のようなもの。

　　　　　　　　　　　　　『堕落の国のアンジー』
　　　　　　　　　　　　　　　『ＳＥＸ２』

　　　　　　　　　　　のどちらかの話だと思う・・・・・・

　　　　　　　　　　　うーん、どちらが早かったっけ・・・？

　　　　　　　　　　　　・・・来週までに調べておきます。

　　　　　　　　　　　　　　見捨てないでください。