● 自転車
こんにちわ、広報という名のスタッフルーム係、鹿乃シャモアです。 丸谷先生が自転車を買われたそうで。しかもすごいカッコよさげ。いいなぁ! そんなわけで、今回は自分も自転車について少し書いてみようかと。 結構前の話なんですが、実は私も自転車を1年半くらい前に買いましてね。 出会いは突然というか、単に自転車ショップで一目惚れしただけなんですが。 真っ白なフレームとベージュのタイヤが目に鮮やかなコンパクトタイプで、 キャラクターに例えるとチビロリ金髪ツインテールのお嬢様転校生! ひゃぁ! たまんねぇ! そんな愛車が1年前にパクられました。 警察にも届けましたが未だ連絡はありません。 盗難保険? 入ってないんだな、これが。 あ、やばい。タイトルにしてた話題が早くも尽きた。どーしよ。 そうだ。この前も書きましたが、今月発売というか発売中のTECH GIANさんに、 PIL/CODEPINKのメーカーインタビューが載っています。 チェックしていただけましたでしょうか? 今まであまり明かされることのなかったPILブランドの生い立ちや、 これまでの歴史を振り返ったぶっちゃけトーク、新作情報のポロリなど、 みっちり2ページ掲載していただいていますので、よろしかったら是非! そして、パッケージ版・ダウンロード版、共に好評発売中の 『ヌキアニ!! Vol.2』ですが、DLsite様の週間販売ランキングで1位を獲得しました! お買い上げくださった皆様、どうもありがとうございます! 『ヌキアニ!! Vol.3』も鋭意制作中ですので、どうぞご期待ください! そんなこんなで今回はこれにて。 それではー! 2013/01/25
● 丸谷秀人のつぶやき千里・第59回
夕飯喰ってる時に自転車が来た。「どーも」とか言って玄関から入ってくる。折り畳 みでもデカイ。さっそくダンボール箱から出すと折り畳まれている。組み立ててみるが すぐ困ったことに気付く。なんだこれは。変な部品がサドルの下から突き出しているぞ。 これではサドルを支える棒状の部分がちゃんと入らず、ただでさえ短足な俺ではサドル が高すぎてこぐことすらできない。「短足か……やれやれ」と声がしたので振り返ると 自転車はすまし顔で「機械がしゃべるわけないでしょう。アホなの?」みたいな顔をし てやがる。どうやって外すんだこれ。「知りません」と答えやがる。ついてきたマニュ アルを見ても何も書いていない、判らない。こうなったら自転車屋へ行くしかない。既 に夜の九時を回り開いてる自転車屋があるわけがなくしかも年末でこりゃ新年になるま で乗ることすら出来ないのではないか、と呆然としていたが、ネットで調べてみると幸 いなことに冬コミ2日目でも開いてる自転車屋が近所にあったので翌朝自転車を引っ張 って向かった。「足が短いと気の毒ですね」と言いやがるから、お前だって臍の緒みた いなものくっつけたままでいるの嫌だろう、と返すと「このままならピザデブなあなた に乗られずに済んで楽だ」と抜かすから、どんな手段をしても乗ってやると心に誓う。 自転車屋ではさっそく防犯登録をしつつ、この部品なんでしょうと聞くと、その自転車 屋で扱っていない車種なので責任もてないと言われてしまう。そんな、このままじゃ乗 れないじゃないですか、責任とんなくてもいいから見てください、とすがりつくと、あ ーお客様が来ちゃいました、すいませーん、とひきつった笑みを浮かべながら、逃げら れる。呆然と立ち尽くす俺。「あーあ」とため息を自転車がつく。店員がまたやって来 て一縷の望みを持った俺に防犯登録が済んだという書類をつきつけ、自転車に素早く登 録シールを貼って、逃げた。見捨てられた! この臍の緒みたいなプラスチックの部品 がついている限り自転車を走らせることはできない。できないのだ。店員はいつのまに か店内に引っ込み、わざとらしく俺を見ないようにしている。ああ、そうかよ。俺には 応対したくないんだな。まぁ冷静に考えれば当然かもしれない、なんせ、俺はその店で 自転車を買ったわけでなくお客ではないわけだ。と考えたところで気付いたのは、ネッ トで購入した以上、俺はどの店にとってもお客ではない。つまりどこの自転車屋へ行っ てもこういう扱いをされるということか! つまり、このわけがわからない部品を自分 で外す以外方法はない。「あきらめて乗らないというのはどうです? それが楽な道で すよ」と自転車は訳知り顔、楽なのはお前だけだ! 俺は店の前に置いてあるこじゃれ たベンチに腰掛けてしばらく考えた。とにかくこの部品を引っこ抜くしかない。だが、 引っこ抜く道具もない。だとすれば……破壊! 破壊だ! 俺は突き出した部分を蹴る。 蹴る蹴る蹴る蹴る蹴っ飛ばす! 「やめてください乱暴しないでくださいきゃー犯され る! あれー」とうるさくわめく自転車を無視して蹴り続ける。店員はいつまでも去ら ず妖しげな行為を店の前で繰り広げる俺から懸命に目をそらし続けている。店員が応対 していた客が俺を指さしてなにをしているのかと問うているらしい、店員はひきつった 顔で何かへどもどと話している様子。「政治的に正しい言い方をしますと、脳の機能に 障害のある人間がいるのです。とでも言っているんですよ」と自転車が言うから、うる さい、とひときわ強く蹴ると一気にグラグラになった部品へ、上から無理矢理サドルを 支える棒をねじ込む「あ、いやぁん。そんなに深くまでぐりぐりしちゃあ」という気色 悪い声を無視して更に力を加えるとあっさりと抜けた。万歳! 「ううっ。もうお嫁に 行けない」てめぇは俺のところへ来たんだよ! ようやくサドルの高さを調整して初乗 車とあいなった。「重いです」うるさい。自転車に乗るのはおそらく十数年ぶりだが、 すぐ体が思い出した。いいものだ。これはいいものだ。そういえば公共料金の払いがあ るのだった。と自転車屋の近くにあったコンビニへ向かい、電信柱にチェーンとワイヤ ーのロックを巻き付けて止める。だが店内に入っても自転車が気になる気になる気にな ってたまらない、店員の行動がいちいち緩慢に見てて仕方がない。「あれーっ。助けて ぇ〜さらわれるぅ〜」と悲鳴が聞こえたのでネットでさんざん見過ぎた自転車泥棒の手 口の映像を走馬燈のごとく脳内シアターに映しつつ店内から飛び出すと、自転車の野郎 はニヤニヤと笑って「冗談ですよ−。冗談のわからない人は嫌いです」とか抜かす。く そぉ。新品でピカピカの自転車を蹴って折檻できるほどの太い神経を持ち合わせていな い俺は奴の暴言をただ聞くしかない。とぼとぼと店内に戻ると、俺がいない間にレジに は長蛇の列。くわっ。くそぉ。自転車を気にしていると待ち時間が妙に長く感じる。う うむ、これは困った。こんなことでは買い物やエロゲーショップめぐりに自転車が使え ないじゃないか。どうするよ俺。そうだ。もっと頑丈なロックを買おう。分厚い鉄板で 出来た素敵な奴を。でも重いんだよなーそういうロックは。せっかく軽めの折り畳み自 転車を買ったのに装備で重みを増やすのはなんだかと思いつつも、精神的な安静を得た いという欲望にあらがえるほど心が強い俺ではないのだった。そんなわけでようやく用 事を済ませて出て行くと「遅いですね。待ちくたびれましたよ」と自転車がしれっと言 いやがる、てめぇが変な声をあげていたずらしなかったらこんなにかからなかったんだ よ! くそぉくそぉくそぉ。今度から自転車を降りる時はサドルを外して持ち歩くこと にしようと心に決める。そんな怒りをぶつけて漕ぐ。車道怖い。左側通行を守っていて も怖い。車すごく怖い。歩道走りたいけど、なるべく法律は守りたいと思うが、法律を 守る方がなんか身の危険を感じるんですがこれは。そんなわけで恐怖にまみれながら家 に帰り着くとさっそく自転車のタイヤを確認。なんだかやわらかい。輸送中に抜けたの か最初からいい加減にいれてあったのか……自転車のおまけについてきた空気入れの出 番だ。なになにポンプの口がねには英式、米式、仏式があります、か。この自転車は米 国製だから米式だろう、デフォルト米式だからそのままでいいなとポンプから空気を入 れようと奮闘するがなぜか入らない。「ああん。無理矢理押し込もうとするのはやめて ぇ。そんなの入らないぃ」と気色悪いことを抜かされる。おかしい。インターネットで 調べると、なんと米国製の自転車なのに仏式であった。入らないわけだ。口金を仏式に チェンジ。だが入らない。くそくそくそくそ。「へたくそですね」とため息混じりの声 がするのを無視してなんとかはめることに成功。空気を入れる。入れる入れる入れる。 うん。快調! と思っていたのだが、口金を外した途端。ぷしゅるぅーという間抜けな 音と共に空気が抜けてタイヤがへろへろになってしまった。しかも、なんだか判らない バネが転がっている。もしやタイヤのバルブが壊れたのかっ! いったい全体、俺はい つまともに自転車に乗れるようになるのだろうか……続く。 2013/01/18
● あけましておめでとうございます
今年こそ。ええ、今年こそ新作出しますのでっ! ぶっちゃけ書きたいことは山ほどあるし、お見せしたいCGもたーっくさんあるんです。 ……あるんですが、偉い人が首を縦に振ってくれないので、まだおあずけ状態。 暖かくなってきてから順次公開できそうな感じなので、今しばらくお待ちください。 あ、そうそう! 先日、TECH GIANさんの1コーナーである、 『ボクらのエロゲーメーカー探訪記』のインタビューを受けました。 軽井沢から金山会長を召喚して、一応自分も広報ということで同席したんですが、 「え、ちょっ!? それ言っちゃっていいの?」 と、隣で聞いているこっちが心配になるレベルのぶっちゃけトークが炸裂しまくり! PIL処女作『SEEK』が1995年発売で、開発自体は20年近い歴史があるため、 金山じj、会長の口から出るわ出るわ、書けない話のオンパレード。 インタビュワーの方も心なしか表情が引き攣っていたような……ま、気のせいですね。 誌面ではきっと面白可笑しくご紹介していただけていると思います! 今月21日発売号に掲載予定とのことなので、是非チェックしてみてくださいね。 ポロリもあるよ!(新作情報的な意味で) で、とりあえず直近の予定ですが、年末にリリースした『ヌキアニ!! Vol.2』に続き、 『ヌキアニ!! Vol.3』を鋭意制作中です。キャラはもちろん京子さん! Vol.1&2では入れられなかったハーレム系のHシーンも絶対に入れたいので、 これまでとはちょっと違った構成になるかもしれません。 プルップルかつブルンブルンに揺れまくる京子さんの乳にご期待ください! ちなみに発売日は今のところ未定ですが、早めにお知らせできるよう頑張ります! 俺、『ヌキアニ!! Vol.3』が発売されたら、完全新作を作るんだ……。 そんなわけでスタッフ急募を復活させました。 ゲーム開発室いう名の戦場を共に駆けてくれる戦友(デバッガー)を募集中です。 ここでフルメタルジャケットからハートマン軍曹の名言を一つ。 「笑ったり泣いたりできなくしてやる!」 沢山のご応募をお待ちしております。 といったところで新年1発目は広報の鹿乃シャモアでしたー。 来週は第59回丸谷秀人のつぶやき千里を掲載予定です。お楽しみに! それではー! 2013/01/11 過去の更新 2013年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 2012年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2011年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2010年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2009年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2008年 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 |