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● 傍目には緩やかな近況

 まいど〜。PILの富士弦之介です。フジゲンのギターが好きなんですけど、カスタムハウスが池袋店に統合されちゃって、ちょっぴり残念です。サンクリの時以外、池袋という領域には行かないんですよねぇ。……アッー! 聖コスプレ学園がありましたね!!

 などと、黒歴史っぽいところを掠めつつ、今日も『仏蘭西少女』の制作はコツコツと進んでおります。雑誌社様や関係者様にも「いよいよなんで! 本当なんで! 都市伝説じゃないんで!!」と触れ回っているこの頃です。ディレクターもゲーム中のギミックをいろいろと練りこんでいるようで、先日ちょろっと試作データを見せてもらったら、すごくワクワクすることになってました。早くお見せしたい気持ちもヤマヤマなんですが、ひとつガツッ!とキメこむ予定もありますので、もうちょっとだけお待ちください〜。

 ちなみに、CODEPINKも地道に進行しているようですね。開発室に誰もいない隙を狙って盗撮してみたら、新しいキャラクターデザインやシナリオ案っぽいようなものが見つかりましたよ。こっちも近々バシッ!と張り込むらしいので、どうぞご期待くださいませ!


▲うっひょ〜〜〜! 新キャラ爆釣っす!! おっぱい! いっぱい!


 ……といったところで、今回は失礼いたします。来週は『仏蘭西少女』で仕込んでる新ネタの公開ができたらイイなぁ!! と考えてます。それでは、また!

2008/3/28

● 丸谷秀人のつぶやき千里・第2回

 徐々に空気がぬるんでまいりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか、『闇の声ZERO』に『暁の護衛』と『虐襲3』『瞳の烙淫〜淫縛の牝奴隷〜』『媚肉の香り〜ネトリネトラレヤリヤラレ〜』あたりを買おうかな、そういえば『七姫物語』の最新刊もそろそろ出るはず、と思っている丸谷です。

 全然話題は変わりますが、夢なんてモノが私にもあったりするわけです。なにも知らなかった昔は博士、現実の苦さを味わってからは公務員かそれなりの企業の社史編纂室に勤めたいと思っていた私ですが、今なりたいものは全然違います。ドリームでジャンボな夢です。

 それはズバリ“宝くじで億万長者”です!

 あーおほん。本音もとい身も蓋もない願望が出てしまいましたが、わざわざ夢というからにはそのような世俗の垢にまみれたものではありません。第一、人任せ運任せのものでは夢とは呼べません、夢は自ら掴み取りかなえなければならないのです!

 ずばり仙人! しかも“エロゲー仙人”です!

 世俗と欲望の垢にもまれまくっているとお思いかもしれませんが、仙人ですからそんなことないんです。その証拠に超能力だって使えます。

 それは! 『パッケージに触っただけでそのエロゲーが地雷かどうか判る』これです!

 これぞエロゲーマーのキラ☆キラして輝く夢!

 小さな雲に乗り長く白いひげをはやした仙人が、金曜日の秋葉原へ降り立つと、周りに『ざわざわ ざわざわ(福本伸行風)』の書き文字が出てくるありさまが見えるではありませんか! 仙人はエロゲーマー達の熱い視線と店員のおびえる視線を浴びながらおもむろに平積みコーナーへ手を伸ばし、「ぬふぅ」という唸り声と共に、目をつけていたエロゲーを取るとカウンターへ持っていくのです。

 レジを済ませた瞬間! 息を呑んだ人々の注視する中、仙人は「げほっ」という嫌な音と共に真っ赤な血を口から噴くのですよ! 買ったものが地雷だと判明した劇的瞬間! その飛距離3メートル。店内を『シグルイ』風に染め上げる血しぶきと臓物! その壮絶な様子を見て「あれは地雷だったのか!」と悟ったエロゲーマー達は、あるものは携帯で巨大掲示板にその情報を書き込み、あるものは持っていたパッケージを平積みに戻し、もう買ってしまった人は悔しさに涙するのですよ。もちろん、店員さんは変なものを仕入れてしまったことを後悔するハメに。そんな悲喜劇を周りに巻き起こしながら、体を走る激痛に痙攣しながら吐血を続ける仙人は、辺りに鮮血と臓物を残し違法駐車しておいた雲に乗り、糞ゲーを掴んでしまった哀しみにうちひしがれつつ、ねぐらに帰っていくのです。


イラスト:香川


「『徐々に空気がぬるんでまいりましたが皆さんいかがお過ごしで』」
「って、人のテキストを音読するな」
「シーツですから」
「なるほど……って、関係ないだろ!」
「大体把握しました。ですが、このネタ以前書いてませんでしたか?」
「掘り下げたんだよ。ディテールとか色々! あの久生十蘭先生だって、同じ小説を何度も何度も書き直して、発表したんだぞ!」
「………」
「久生十蘭先生ごめんなさい」
「触れれば判るのに、糞ゲーを買うのはなぜでしょう?」
「正規に購入して自分の所有物にしないと触っても地雷かは判らないんだ」
「………」
「ちなみに中古屋で購入したものに関しては判らない」
「………」
「コピーはパッケージがないから判らない。正規でもダウンロード販売だとパッケがないから判らない」
「………」
「なんだよ! 夢なんだからいいじゃないかいいじゃないか!」
「ふ」
「夢なんだよ!」
「仙人と言うからには修行が必要だと思いますが。出来るんですか?」
「それはその……40年もエロゲーのシナリオを書いていれば、多分」
「ふ」
「………」
「この仙人は、どうやってエロゲー購入費を稼いでいるのですか?」
「え、ええと……やっぱエロゲーのシナリオ書いてるんじゃないの?」
「仙人なのにですか?」
「そりゃまぁ、エロゲー仙人だし」
「ふ」
「また鼻先で哂われた!」
「自分が製作に参加したゲームは、真っ先に地雷かどうか判るのですね?」
「ちゃんと未開封のパッケージに入ってないといけないから、完成しないと判らない」
「………」
「哀れみをこめた目で見るな」

 ちなみに『仏蘭西少女』のヒロインはこんなんじゃないから。誤解しないでね。

 こんな夢を見た。

 わたくしは全く見覚えの無い道を歩いてゐます。曲がりくねった道は昼尚くらひ深閑とした森の奥へとわたくしを誘ひます。「いったいこの先には何が有ると云うんだらふ」好奇心に駆られて足は速まり、つひには駆け足になりました。「乞と素晴らしひ物がわたくしを待ってひるに違ゐなひ」そんな確信を胸に抱いてゐると、行き成り木立が途切れ陽光が満ち満ちた場所へ出たのでした。其処には翠玉色をした澄んだ泉が在りました。
 小波一つなひ湖面は鏡のよふに遥か高みに浮かぶしろひ雲を映してゐました。
 嗚呼なんてうつくしひ! わたくしは造化の妙に感嘆し、思わず湖畔に跪ずゐたのです。
 すると、湖面の中央が光り出し、玄妙なる楽の調べと共に一人の女性が現れました。吊目で、股間が辛うじて隠れてゐるスカアトを履いた絶対領域萌えの何処か見覚えの在る女性は言ひました。
「其処のエロゲヱシナリオライターよ」
「へへぇ」
「此処に飲めばたちどころにエロゲヱ仙人に羽化登仙する薬と、ドリヰムジャンボの三億円の当たり券が有ります。そなたが落としたのはどちらであらふ?」
 わたくしは躊躇無く答へました。
「三億の当たり券で御座います」

「……」
「だ、だって、3億円あればエロゲーやるだけで生きていけるじゃん!」
「ふ」
「鼻で哂われた!」

※お知らせ※
『仏蘭西少女』のヒロイン(少女)は無垢でかわいい女の子ですヨ!
そして夢を踏みにじりまくるシーツとのやりとりはどこまでいくのか!?
第3回は4月中旬掲載予定です。

2008/3/21

● 今日も地道にやってます

Ca va? 鯖じゃねえ!!
PILの富士弦ノ介です。
僕の名前、『シグルイ』が元なんじゃないかと
友人から言われたりしたんですが、
じつは『マジンガーZ』の弓教授をもじってます。

そんなことはどうでもいいんですが!(ホントに)

CODEPINKのトップページが変わりましたよ!!
キリヤマ隊長の新企画、みなさんも楽しみでしょうが、
僕も相当楽しみにしています。自信がありますネ!!

……で、PILの『仏蘭西少女』ですが、
ディレクターが日夜資料や素材と格闘しているだけあって、
じつにコツコツと着実な進行をしています。
もうウソみたいに!!(笑)


▲シナリオを打ち出したもの(のごく一部)。丸谷テキストがみっちりたっぷりむせるほど詰まってます。


ただ、サイトとは違うところの仕込みもあったりして
すぐには表に出せないンですよぉ……。
まぁ、ギリギリまでためてから出したほうがキモチイイ! 
って言いますし、あとほんの少しだけ待ってくださいね。
ちゃーんとお待ちいただいた甲斐のあるものにしますから。

といったところで、今回は失礼いたします。
それではまた次回! アデュー♪


【次週予告!!】
来週のスタッフルームは丸谷さんに担当してもらう予定です。キタコレ!!

2008/3/14

● 今年の隊長はヤル気……らしいです。

皆様、ご無沙汰しております。
(初めて読んで下さってる方は、はじめまして)
元『Sweet Home』Web担当のモモコです。

もう3月ですね。早いですねえ。
今年は新年からWeb担当をやりつつ、
他のことも色々と手を出しているのですが、
そんな中で内心今年は無いだろうと思ってた
CODEPINKキリヤマ隊長の新作というのが始まりましたね!

で、気になるそのキリヤマ隊長ですが、
相変わらずというか、状況に動じないマイペースであります。

まあ、先日チラッとご紹介した新作に関しては、
(会議室から漏れ聞こえる声からは、
 今のところ通称『エロ教師企画』らしいですが……)
まるで携帯電話の契約をするか如く、トントン拍子に話が進んだようで、
当事者でありながら、さすがのキリヤマ隊長も驚いてました(笑)

そんなキリヤマ隊長ですが、
今ではすっかり『Sweet Home』の時と同様のやりとりをしているらしく、
ディレクターの電話をこっそり盗み聞きすると、
「や! 胸はおっきいほうが揉みごたえが!!」
「髪型が変わるなんてサプライズもイイっすね!!」
「俺の好みを言わせてもらえば……」
と、冷静な判断や自分のシュミの話を赤裸々に語っています。

『落ち葉があるうちに出す!』
と豪語しているそうですが、どうなることやら……(笑)。
でも、そうなるように微力ながらお祈りしています。

新作を1日でも早く待っているキリヤマ太一ファンのみなさん!
しっかりと覚えてて下さいね!
その期待が無言の圧力となり、隊長の筆を進ませるのです!(笑)

その一方で、先日打ち合わせにかこつけて、
キリヤマ隊長、ディレクターに加え、背景の吉田誠治さんを交えて、
ボード・カードゲーム大会をやってました。

「な〜んか、異様に会議盛り上がってるなあ〜」
と思って、チラッと覗いてみれば、
5、6人がカードとボードを睨めっこ。

なんか外国のゲームらしくて、ドイツ製なのに「ナイアガラ」とか、
そういうのをやってたみたいです。

機会があればまた行うようなので、
次回はもうちょっと詳細にレポートできれば良いですね。
(そういうレポート、読んでみたいですか?)

……というような感じで、今回のStaffRoomはこれまでということで。
毎週ではなくなりましたが、また次回もありますので、
今後ともよろしくお願い致します!

それでは!

【追記】
ども! PILの富士弦之介です!!
サイト改装にともない、旧作特売フェアをやることにしました。
どうぞよろしく!!

「Windowsより早くストーンヘッズはこの世にあった
 心はVistaに捧げてもよい
 だが貴様らのマラはエロゲーのものだ!!」とか

「95専用と聞いて買わないやつは皆ただのオタクだ!
 買い込むやつはよく訓練されたオタクだ!」とか

どっかの軍曹みたいなコト言ってみます(笑)。

ちなみに僕は『生足くらぶ5×5』がけっこう好きです!

2008/3/7