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●  エナジードリンクを飲みながら


どうも、鹿乃シャモアです。
実は今現在、妹ブランド(女性向け)の開発が修羅場真っ只中でして、
『おいシャモアてめー、なに呑気に日記書いてんだよ……!』
と、凄まじいプレッシャーを背中で受け止めつつ、これを書いています。

でもでもでも! この状況って要するに、
「んもうっ、お兄ちゃん! ちゃんとしっかりやってよね!」
って妹に言われてるシチェーションですよね。
美化しすぎな気もしますが、そう考えるとなんだか楽しくなってきましたヨ!

そんな妹はオーバーオールとツインテールがチャームポイントの元気っ娘。
怒る時なんか両手を腰にあてるのがクセで、超カワイイ!
性格はとにかく強がり&いじっぱりで、怖い話が苦手なくせに
「べ、べべべっ、べつにこわくなんかないもん!」
とか言いながら一緒にテレビの心霊特集なんか見ちゃったりして、
トイレに行けなくなっちゃうんですよね。

まぁそんなこんなで見たい番組もなくなって寝ようとすると、
「え……! あっ、こ、この番組面白いらしいよ! クラスの男子が言ってたの!」
と突然思い立ったように新聞の番組欄を指さして一緒に見ようと言ってくるのですが、
ちんまり可愛い人差し指の先にはN○K教育の英会話講座があるワケで……。

そうして気まずい空気の中、お互いに無言のままで英会話講座を見終わって
さぁ寝ようかと腰を上げると、まるでお通夜で足がしびれたようにフラフラと
立ち上がり、自分のあとをついてくる妹。
はたして自分の部屋に着いたので、ドアを開けながら「そんじゃおやすみ」
と声をかけると、こちらの顔と足元の床を交互に見比べながら
「ぁ、ぅ……ぇと……」
と、何かを言いたそうにしてるので、「どうかしたのか?」とぶっきらぼうに
声をかけざるをえないワケです。
「ぅぅ…………なんでもない」
と逡巡した後、何事もなかったようにすたすたと自分の部屋に入っていく妹。

「一緒に寝て」と言ってくるのを期待していたのでちょっぴり残念な気持ち……
になるヒマもなく大げさに叩かれるドア。返答する間もなく開かれ、
『あ、あの……一緒に寝ていい……かな?』と言ってくるもんだと思ったら、
「お、おにいちゃん……おしっこでちゃぅ……」
と片手を股間にもっていった難易度S級もじもじスタイルをいきなり披露。
こちらが「トイレに――」というのを遮って
「ぅ……うごいたらでちゃぅ」
だなんて言われてもどうしようも……あ、あった。
眼前のPCデスクに置かれた空っぽのジョッキグラス。
「ぉ……おにぃちゃぁーん……」
と後ろから聞こえる半泣きボイスに背中を押され、
ジョッキの取っ手を掴んだボクは――――。

ということでちょうど今飲んでいる某エナジードリンクが
妹の尿ジョッキだったらなぁ……なんて、そんな想いを馳せつつ、
そろそろ背中に感じる何かを受け止めきれなくなってきたので
ここらで筆を置かせていただきたいと思います。
そんなこんなでラストスパート頑張ります!

それではー!


2012/1/27

●  丸谷秀人のつぶやき千里・第47回


「新年になったわけだが、おめでとうと言っておこう」
「うむ。やや遅いとはいえ新年なのだから当然のことだな」
「新年の第一発目は時事ネタで行こうと思うのだが」
「ほう。いつもは前置きなどなしのいきなり時事ネタでもなんでもしていたと思うのだ
が、いったいどういう心境の変化なのだ説明して欲しい所だ」
「それはやはり新年だからな。いつまでも坊やではいられないのだっ!」
「『っ!』に『適当なのだからそれ以上聞くな』という力強い意志を感じるぞ。頼もし
い答えでおおいに結構だ。だが、時事ネタといっても色々あるぞ」
「うむ。それは成人式について語ろうと思うのだ」
「鮮度という点では時事ネタというには苦しいが、準時事ネタではあるな」
「ところで成人式に参加したことはあるのか」
「ない。そういうからには当然参加したことがあるのだろう」
「うむ。勿論である。語るには自らの体験から語るのが常道だからな」
「頼もしい答えだな。で、どうだったのだ?」
「まず議員が出てきたのだ。あとの記憶はない」
「なるほど。実に簡潔で力強い答えだな。恐ろしいつまらなさがそれだけの答えからビ
シビシと伝わってくるぞ。風物詩である暴れる奴もいなかったのだな」
「いなかったな。だが、あれだけつまらないのだから暴れたくもなるだろう。それでも
ニュースでわざわざ取り上げられる程度の数しか暴れないのだから、若者というのはな
かなかに我慢強いものだな」
「頼もしいことだ。出てもいない人間が評論するのもアレだがな」
「そもそもだ。成人式に出ているいわゆる若者というのは多数派なのであろうか?」
「うむ。それは難しい質問だ。多数派であったとしても暴れる者はすくない以上、無軌
道な若者とひとくくりにするのはかなり怪しく。そもそも参加している若者が少数派で
あるとしたら、その者らに若者を代表させるのは更に無理があるということになるな」
「うむ。その議論の展開に異論があるわけではないが。これ以降の展開として成人式に
参加している若者の人数をネットなどで調べて、多数派か少数派かに関する結論を出し
しかるのちにテーマとして発展させていくつもりなのか?」
「社会派という路線であるな。そんなつもりは全くないとここに断言しよう」
「力強い言葉でたのもしい限りであるな。では、ここはやはり」
「うむ。エロゲーソフトハウスのブログにふさわしい展開を考えている」
「して、その展開とは、ああ。皆まで言わずとも判るぞ。エロゲーソフトハウスのブロ
グにふさわしい展開といえば、『成人式』ではなく『性人式』だな」
「うむ。性人式。たのもしき言葉だ。ほとばしるものを感じるぞ。性人の男女はまず、
会場で隣り合った異性とSEXするのだ。どこのエロゲーだという展開であるな」
「だが偶数とは限らないぞ。余ったらどうするのだ。いや、判った3Pだな」
「うむ。3Pだ。会場で激しくSEXしていれば、ゲストのつまらない話も聞こえな
どしないし、少子化も一気に止められるに違いない。我ながらたのもしいアイデアだ」
「つまり、みな生でするということか。つまり『生人式』でもあるということだな。だ
がゲストはみながあんあんしている前で長々と話すのか? なかなか酷ではないか」
「みながエロいコトして楽しんでいる最中に無粋な長話をするのだから、それくらいは
耐えるべきだと考えるが」
「なるほど。納得であるな。さて、ひとつ疑問があるのだが。隣が同性だった場合はど
うするのだ?」
「いや、それはそれで得難い経験ということでするということになるだろう」
「むむ。だがそれでは少子化の解消にならぬかもしれぬぞ。いや、愚問であったな。何
も一回戦で終わりとは限らないわけだ。相手を何度も取り替えればいいのだな」
「うむ。その通りだ。性人になったのだから、それくらい嗜み受け入れるのが当然とい
うものだ。そうでなければこの国際社会を生き抜くことはできぬさ」
「うむ。力強くも頼もしい性人が誕生するであろうな」
「これが『性人式』ではなくて『聖人式』だったら大変であるな」
「うむ。問答無用で誰もこれ以降SEXしなくなりそうな力強さであるな」
「だが、みな聖人であるのだから少子化で騒ぐこともなくなろう。聖人である以上戦争
もなければ強欲もなくなるであろう。それほど悪くないような気もしてきたぞ」
「いや、肝心なことを忘れていると思うのだが」
「みなまで言うな。エロゲーが消えてしまっては元も子もない。やはり『聖人式』は力
強く頼もしいが涙を呑んで却下せざるを得ないな」
「同じく『清人式』も却下せざるを得ないであろうな」
「だとしたら『静人式』も駄目であろうな。『精人式』ならどうだろうか」
「うむ。ちんぽミルクという単語が頭に湧いて来る力強い言葉だな。だが、性人式の方
が幅広い対象を包んでいる気がしてより頼もしいと思うのだが」
「なるほどだがこれならどうだ『盛人式』」
「なんと! なんだかよくわからぬが力強く頼もしい気がするぞ。だがいったい何をす
ると言うのであろうか? やはりサカルのか」
「うむ。それしかあるまい。性人式をも包み込む新たなるたのもしさではないか」
「ならこれはどうだ『勢人式』」
「ううむ。だが勢いだけではいかんともしがたい場合もあるではないか。ひとつ間違え
れば『逝人式』となる運命が待っているかもしれぬぞ」
「その時は『請人式』しかないな。とにかく許しを請うて助けを求めるのだ」
「いきなり助けを求めてどうするというのだ。ここはひとつ勢いに方向を与える方向で
行こうと思うのだ『征人式』で行こうではないか」
「ふと思ったのだが。門出を祝うのだから更なるスケール感が必要ではないだろうか」
「うむ。なかなかにもっともらしくも頼もしい言葉だと思うぞ。で具体的には?」
「『星人式』というのはどうであろうか」
「なるほど。足下ばかりでなく地球レベルまで視野を広げて行動せよということか。な
んと力強くも頼もしい言葉ではないか!」
「ふ。地球など」
「なんと!? 地球すら越えているというのか」
「うむ。冥王星人だからなっ!」
「『っ!』に『適当なのだからそれ以上聞くな』という力強い意志を感じるぞ。頼もし
い答えかどうかは、判断に困るとつけくわえておくがな」
「なら頼もしさを納得させてあげようではないか」
「うむ。出来る物ならそうしてほしいところだ」
「冥王星人になれば」
「冥王星人になれば?」
「どこへ行っても寒いぞ!」
「うむ。頼もしい言葉におそれいった。冥王星は確かに寒いであろうな。だが、寒すぎ
るとSEXなど出来ないと思うのだが」
「しまった! と頼もしくも力強く締めておこうではないか」


2012/1/20

●  俺ルール


ところで皆さん、エロゲーをプレイする際の俺ルールってありますか?
メッセージスピードはこれくらいで、とか
BGMとボイスの音量バランスはコレが黄金比だ! とか
あまり意識はしないものですが、実際は色々あるのではないでしょうか。
ちなみに自分はと言いますと、『金髪キャラは1番最初に』という俺ルールを強い
ており、どんなに他のキャラを推されようともまずは金髪キャラから攻略します。

これは寿司屋に入って最初にコハダを頼むお客が通だと言われているように、
この業界においては最初に金髪キャラから攻略するのが通、ということは
一切無く、完全に個人的な好みです。
また、「なぜ金髪キャラからなのか?」という疑問が当然でてくると思います。
ストーリーが起伏に富んでいそうだとか、ツンデレ率高めとか、そういうことは
一切関係無く、完全に個人的な好みです。

伸ばして良し、ツインテールにして良し、縦ロールにして良しと、金髪キャラは
パリエーションが豊富な上に、我々が生きていく中で不足しがちな「ツリ目」分
を補うのに最適と言われており、現代人にとって欠かせない要素の1つとして、
近年注目を浴びはじめています。




ではここで実際に例を挙げて
金髪キャラを見ていきましょう。
右のイラストをご覧ください→

えーっと……
いきなり名称を知らない髪形なんで、
正直ちょっと困ってしまいました。
これはこれで可愛いからヨシ!
で、この見事なまでのツリ目っぷり!
いつもつまらなそうに窓際の席で
空とか見てそうですねぇ。

そしてこの腰に当てた手がヤレヤレ
感を演出していて、ちょっとヘマを
踏んだだけで「アンタバカァ?」
とか言ってきそうです。
まぁこういうタイプほど、怖い話が
苦手だったりして、ガクブルしながら
「べ、べつに怖くないんだからね!」
ってシャツの裾をしっかり握りしめ
ながら言うんですよ。ってか言って
ください。

そしてキッと強く結ばれた口元は
2人称を「アンタ」としか呼べない
仕様になっており、ツンツンした
ナマイキボイスを連呼してくれる
と思うと……
ヒャァもう我慢できねぇ!
婚姻届1ケース持って来いやー!

あ、すみません。
つい興奮してしまって……。
ちなみに俺ルールの話を書くつもり
だったんですが、完全に金髪キャラ
の話になっちゃいました。

じゃぁ俺ルールに話を戻しましょう。
1番手は金髪と決めていますが、
それ以降は別に順番はありません。
ただ、幼馴染キャラがいる場合は
必ず最後にクリアします。

幼馴染キャラってのはちょっと特別で、他のキャラと違って以前から主人公と
接点があり、その昔、おもちゃの指輪をあげて結婚の約束をしたとか、
コワイ犬から命がけで彼女を守ったとか、そういう思い出補正があるわけですよ。
つまりスタートラインが他とは全然違うキャラなので、1番最初にクリアする
まではいいんですが、それから他のキャラを攻略していくと、どうしても
その幼馴染を裏切っているような気持ちになってしまうワケです。

で、色々考えたり、「攻略順間違えたぁぁぁ」と叫びながらディスクを
フリスビー代わりにした結果、『幼馴染は1番最後までとっておく』
という俺ルールが出来上がった次第です。
ここまで書いておいてなんですが、オチはありません。

来週は第47回『丸谷秀人のつぶやき千里』掲載予定です。お楽しみに!
それではー!


2012/1/13

●  あけましておめでとうございます



どうも、鹿乃シャモアです。みなさん、お雑煮やおせち料理は食べましたか?
自分は引っ越したばかりのワンルームに籠ってごろごろしてたら、あっという間に
お正月とやらが過ぎ去ってしまいました。まぁ実家に帰ったら帰ったで、
親戚という恐ろしい敵から「結婚はまだなの?」とか、テンプレ通りに訊かれる
ワケじゃないですか。もういい加減言ってやりたいですよ、
「ではまず、ハードディスクの中の美少女をモニターの外に出してください」ってね。




でもお正月といったら普段はなかなか会えない従姉(年上・巨乳・ロングヘアを希望)
と久しぶりに会うチャンスでもあるワケです。絵的にはこんな感じの(右図参照)→
例えばほら、みんなが三社参りに行くとかいって自分ひとりで留守番のはずが、
なぜか従姉一人が帰ってきて、向かい合いながらおコタに入ってみかんをむしりつつ、
テレビを眺めたりするのですが……。うーん、微妙に気まずい。
ちっちゃい頃はよく一緒に遊んでもらったんだけど、いつの間にかあんまりお互い
喋らなくなって――あれ? あんまり喋らなくなったのっていつ頃からだっけ……
とか物思いに耽っていると、間が持たないからって従姉が勝手に置いてあった
お屠蘇に手を付け始めちゃうじゃないですか。
案外イケるくちなんだなぁ、とか思って顔を見たらもう耳まで真っ赤になってるし!
水を持ってこようと思って立ち上がろうとしたら
「にゃによー、あんたもにょみにゃひゃいよ!」
と、おコタをバシバシ叩きながらにゃーにゃー言ってくるワケで。

しかしアルコールというものは大変おそろしいもので、摂取するとすぐにほら
体がぽかぽかしてきちゃって、ねぇ。わかりますよねぇ?
そうなってくるとやはり体温を調整するために脱がなきゃいけない、
動物でいうところの毛替わり。生き物にとってコレとっても重要。
ほら、そんなこと考えてるうちに、胸元にかかった緑の可愛らしいリボンやら
カーディガンを脱いじゃって、上は白シャツ(ブラが透けてるのは仕様です)
だけになったと思ったら、いきなりおコタに突っ伏して、たわわに実った
おっぱいが台の上に乗っかっちゃって……。そうなると健全な男子としては
釘づけになっちゃうのが自然の摂理とでも申しましょうか。
ついつい目を逸らしながらチラチラ見ちゃうことになるのですが、
もちろん相手は女性。視線に気が付いた途端、
「んー? あにみてんにょにょー。……あー、しゅけべー」
と上目づかい&ジト目の合わせ技を放ってきます(こうかはばつぐんだ!)。

攻勢を向こうに奪われてしまい、必死こいて「べ、べつに見てねーし!」とか
言っちゃったらそれこそ相手の思うつぼですよ。
「んふふー、ホントにぃー? おねぇちゃん、たしかめちゃおっかなー」
と、いつの間にか呂律の回っている従姉の足、もといスラッと伸びた
72デシテックスの黒タイツがおコタの下でスーっと伸びて……これはありがたい。
「えーなんかすっごい大きくなっちゃってるよー? ほらぁ、えいえいっ」
(筆者力量不足のため中略)
「だ、だめだってばっ、きたないってそんなトコ……ひゃうんっ!」
(筆者力量不足のためry)
「いっ……痛ぅ……。ん……、だいじょう……ぶ、だから……いいよ」
(筆者力量不足ry)
「んもうバカ……、ずっと待ってたんだからね」
(筆者ry)
「わたしも、大好きだよ」
(ry)

といった感じで、ハートフルな鴨の味を楽しめるのが正月のお楽しみなワケで!
さらに二人揃って真っ裸でピロートークinおコタを開催していたら家族親戚一同が
三社参りから帰ってきて、てんやわんやで既成事実万歳ってオチですなコリャ!
「美味しんぼ」の副部長(変な声でヤマオカー!って言う人)みたいなオッサンが
ひょっこり出てきて「こりゃめでたい!」とか超言いそう。うぜぇ!
わぁ、なんか一気に台無しになりましたね。コタツプレイだけに。
うーん、新年早々しょうもなさすぎですよコレ……。まぁいいや。副部長が悪いし。

さて、年末のスタッフルームにも書きましたが、
今年からガッツリ盛り上げていくのでどうぞ皆様よろしくお願いします!
それではー!


2012/1/6

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