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● メリークリスマス、そして、よいお年を

クリスマスとは、父親の部屋に隠されたプレゼントを探す日。
そんなクリスマスを少年時代に過ごしておりました、樹人でございます。
サンタクロースという夢は信じないがプレゼントは貰う、現金な少年でした。
父の箪笥の中にあった女性の写真が表紙の怪しげなVHSには見向きもせずに、
戦隊ものの合体ロボや怪獣のソフビ人形を探していたあの頃が懐かしいです。
あの頃はまだまだ子供だったんだな……と思うと、何か感慨深いものがあります。


さてさて、しょうもない私の思い出話は置いときまして、
皆様は昨日12月24日(木)に配信を開始しました、
第25回「中目黒わくわくモンキーパーク」はもうお聴きになりましたでしょうか?
正体不明の某有名シナリオライター、右大臣さん・左大臣さんのお二方を
ゲストにお招きしての、2時間越えの特大ボリュームとなっております。
以前より告知しておりました「年忘れエフェクトボイス座談会」ですが、
業界の裏話や今までプレイして印象に残ったゲームの話で盛り上がったり、
シナリオライターのビジネス的な本音が飛び出したりと、
エフェクトボイスなしでは語れない危険度A級の内容となっております。

そして、ものすごくリアルな「仮想シナリオ会議」も聴き逃せません。
現在水面下で進行している実際の企画資料を用いて、
ゲストの右大臣さん、左大臣さん、そして三ツ矢Dが
仮想のシナリオ会議をするというコーナーです。
「これって本当に仮想なの?」と疑ってしまうほどの雰囲気。
普段表に出てくることのない開発の現場を垣間見ることができる貴重な機会です。
一聴の価値ありのコーナーですので、是非チェックしてみてくださいね。


最後に、年末年始に関してお知らせがございます。
12月31日(木)から1月3日(日)にかけて年末年始の休業期間となります。
その間、通信販売、ユーザーサポート等業務のほうは
お休みさせていただきますので、予めご了承下さい。

といったところで、今年最後のスタッフルームは以上です。
それでは皆様、よいお年を。


2009/12/25

● 丸谷秀人のつぶやき千里・第23回

 昔、現実の偶然さといい加減さをゲームに取り入れ
ようと、ある方法を考えたことがありました。

 ゲーム中の登場人物の行動を、プレイヤーには見え
ないサイコロで決定してはどうだろうか? と。
 サイコロが偶数ならコンビニへ寄り道。奇数ならま
っすぐ帰る、とかそんな感じに。寄ってくれればプレ
イヤーキャラとばったり、みたいな展開に。とか。

 そうすれば人間の気まぐれさをゲームに取り入れら
れるかな、と思ったわけなのです。もちろん全行動を
これで判定していたら、作る側が発狂するのは間違い
ないので、ポイントを絞ってですけれど。

 ご承知の通り、人間の行動選択というのは結構ゆる
いものです。その時の気分とかで容易に変わります。
どうしてある日はコンビニに行って、別の日には行か
なかったか、なんてのはその典型です。

 『いや俺には理由がある、公共料金の払い込みがあ
ったし、雨も降っていかなったし、チョココロネが食
いたかったからだ』と仰る方もいるでしょうが、そう
いう方だって、チョココロネが食べたいけど家には無
いって時、常にコンビニに行きますか? 行く事もあ
れば行かない時もあるのではないでしょうか? 行く
時と行かない時、一体その差はなんだったんでしょう
か? 『いや俺はチョココロネが食いたいのに家に無
い時は常にコンビニへ出かけるぜ!』と仰る方は、あ
なたの熱愛するチョココロネではなくて、違うモノ、
そこまでは愛していないものを頭に浮かべて考えてみ
てください。なんとなく欲しくなったけど、今は手元
にないモノが欲しくなったりした時と。

 『それは確かに気分の問題だが、なぜ、その気分に
なっているかには原因があるぜ! だからなぜ行くか
行かないか、には説明がつくぜ!』と仰る方もいるで
しょう。ですがそれは本当ですか? 今のあなたが覚
えていないような過去のあなたの些細な行動が全て、
説明がつく行動ばかりだったのでしょうか? 『そう
だ! 俺は全行動を自らの固い決意の元に選択してい
るぜ』と仰る方もいるでしょうが、そういう方は、こ
れ以降の話を読まないか、意志薄弱な情けない人間の
話としてお読みになってください。

 大部分の人間(いちいち大部分と添えるのは手間な
のでこれ以降は人間と書きます)の気分なんてほんの
ちょっとした事でうつろうものです。全ての気分の変
化を説明出来るとは思えないのです。そして、その時
の気分で行動するという事が人間には良くあります。
久しぶりにドコかへ行こうとか、久しぶりに何かを見
ようとか、なんだかアレが食べたくなった、とか。い
わゆる気まぐれってヤツですね。

 でも、そう言った気まぐれが、思わぬ出会い(出会
うのは人間相手限定ではありません。食べ物かもしれ
ないですし、本かも知れないですし、景色かもしれま
せん)をもたらすのは、よくある事です。

 そういう気まぐれを、プレイヤーキャラにさせる事
は比較的簡単です。選択肢を作ればいいのですから。
その時、どう行動したかで、意中の女の子に会えたり
意中でない女の子に会ってしまったり、事件に巻き込
まれたり色々起こすというわけです。

 不意にチョココロネが食べたくなったぞ。
 近くのコンビニに売ってたな。

 コンビニに行く。
 このまま寝る。

 コンビニに行くを選択すると、最近ちょっと気にな
ってる鈴屋さん(仮)と出会い、このまま寝るを選択
すると、布団に入る直前に幼なじみの三奈子(仮)か
ら電話がかかってくる、という訳です。

 ですが、気まぐれなのはプレイヤーキャラだけでは
ないハズです。他の人間達だって色々な気まぐれを持
っているハズです。つまり、鈴屋さん(仮)がコンビ
ニに来たのだって単なる気まぐれかもしれません。

 『いや、彼女には家に居づらい理由があって、ここ
に来るしかなかったんだ。近所には他に入れる所もな
いし、映画館は彼女の好みでない映画しかやっていな
いし、彼女は盛り場で彷徨うような女の子じゃないん
だ』みたいな事を仰る方もいるかもしれません。です
が先程から申し述べておりますように、全ての場合に
理由があるとは限らないわけで、この鈴屋さんがこの
コンビニに来たのに理由があるとは限らないわけなの
です。であるなら、その気まぐれをサイコロに託すの
は、ありえる話ではないでしょうか?

 そういう偶然が連鎖して起こる特殊イベントとかあ
ったら更におもしろいかも、なーんて、その時の私は
考えたわけですよ。

 ぶっちゃけて言えば、それほど大したアイデアでは
ありません。「ときめきメモリアル」系のゲームでは
デート時の女の子の台詞とかを内部の乱数で選んでい
た記憶がありますから。新しいとしたら、それをAV
G系のエロゲーでやろうと考えた、ということくらい
でしょう。もしかしたら、このシステムを採用してい
るゲームは既にあったけど、その存在を私が知らない
だけだったのかもしれません。

 結局、このアイデアは採用しませんでした。

 理由は簡単。単にセーブロードをされまくるだけだ
ろうと気づいてしまったからです。

 考えてみれば、この程度の思いつき、遙か以前に誰
かが辿り着いているはずです。それも一人ではなく何
人もが。それなのに誰も採用しなかったか、採用した
ゲームがあっても大した話題にもならなかったのは、
余り効果がないと判断されたからなのでしょう。作り
手にとっては面倒で、プレイヤーにとってもただ面倒
なだけですからね。


2009/12/18

● 2009年はまだ終わっていません

12月に入ってから早くも10日が過ぎ、
刻一刻と2009年の終わりが近づいて参りました。
樹人でございます。

でも、まだ2009年が終わったわけではありません。
12月にはまだ、あの日があるではないですか。天皇誕生日の次の日に。
そう、12月24日(木)クリスマスイブです。
そして「中目黒わくわくモンキーパーク」の配信日でもあります。
ちょうど重なりましたし、ストーンヘッズから皆様へのクリスマスプレゼントです。
えっ? 狙っただろって? そこはご想像にお任せします。
さてさて、第25回注目の企画、某有名シナリオライター2名をお招きしての、
年忘れエフェクトボイス座談会」。
一体どうなってしまうのか、私も楽しみにしております。
ところで、皆さんも気になっているとは思うのですが、
某有名シナリオライター2名っていうのはいったいどなたのことなんでしょうね。
いっそのこと、思い切って「正体教えてください」というお便りを出してみる、
というのはいかがでしょうか。
企画が企画なので、そう簡単に教えていただけるとは思いませんが、
あまりにもそういうお便りが多ければ、ポロッと口に出してしまう……
なんてことには流石にならないでしょうけど、正体を推測するヒント的
なものは教えてもらえるかもしれませんよ。
お便りは12月14日(月)まで受け付けております。
コチラで募集しておりますので、
どしどしご応募ください。

ここで、一つお知らせがあります。

12月18日(金)にGyutto.com様からDL版『地獄SEEK』が発売予定です。
あの究極の鬼畜タイトルがDL版となって再び姿を現します。
その名の通り地獄を舞台に、拷問係となった主人公が、
地獄にやってきた可憐な美少女達を責め苛む拷問シミュレーションです。
やはり地獄。そこに「萌え」や「泣き」といったものが入り込む隙間はありません。
死んでしまっているのをいいことに、やりたい放題とことんヤッてしまうという
とにかくハードすぎる内容で、その過激さ、残酷さのあまり、心臓の弱い方
や気の弱い方にはおすすめできない、かなり特異な内容となっております。
「八つ裂き」「餓餌食」「断頭台」をはじめとした筆舌に尽くし難いような
責め苦が展開する、美しくも残酷な絵物語。
拷問によって何が変わっていくのか、そして、美少女達が地獄に落ちた理由とは……?
気になった方は是非チェックしてみてくださいね。

といったところで、今回のスタッフルームは以上です。
来週は第23回「丸谷秀人のつぶやき千里」を公開予定です。
それでは、失礼します。

2009/12/11

● え? もう12月なの?

どうもこんにちは。鹿乃シャモアです。
はやいもので、気がつけば今年も残すところあと1ヶ月。
めっきり寒くなりそろそろ鍋が恋しくなってきましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日は良いお知らせと、そうでないお知らせが1点ずつ
ありますので、まず良いほうのお知らせからいきましょう。

先週モモコさんから電撃発表がありましたWebラジオ
「中目黒わくわくモンキーパーク」の年末配信ですが、
遂に配信予定日が決定しました!
クリスマスイブ、12月24日(木)配信予定です!
それにしても今までのでも十分キワドイ内容なのに、
エフェクトボイスかけて正体不明にしちゃったら
一体どんな発言が飛び出してしまうのやら……。
今から配信が待ち遠しいですね!

さて、もう1点のお知らせですが、
DMM.com様から本日12月4日(金)に発売を予定しておりました
DL版『SEEK Remasters』ですが、発売日を延期し、
12月8日(火)とさせていただくことになりました。
お待ちいただいておりますユーザーの皆様、大変申し訳ありません。
発売までもう少々お待ちいただきますようお願い致します。

うう、なんだか胃が痛くてテンションが――。
……と、しょげてても仕方がないので、気を取り直して
『SEEK Remasters』の紹介とまいりましょう!

1994年に発売された『SEEK』をフルカラー&フルボイス化し、
調教シミュレーションという一ジャンルを確立した本作。
「萌え」? 「泣き」? そんなものはありません!
(別の意味で「泣き」はありますが……)
とにかく過激さを追求した内容となっております。
「SM」「鬼畜」「スカトロ」「肉便器」、
「緊縛」「陵辱」「露出」「首輪」「鎖」。
とりあえず上の単語に1つでもアンテナが反応した人は
是非チェックしてみてくださいねっ!

そんなこんなで今週のスタッフルームはこれにて。
それではー。

2009/12/4

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