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● スペシャルなゲスト【第2回・ヤヅチスエタさん】

富士源之介デスメタル! MORBID ANGELってもう5年くらいアルバム出してませんよね。
マアそれはそれとして今日も清々粛々と開発が進んでいる『仏蘭西少女』ですが、
今月も開発関係者をゲストに招かせていただきました。
主題歌やBGM、音響関連をご担当いただいているヤヅチスエタさんです。ウェーイ! ウェーイ!!
(ちょうど主題歌の制作がひと段落したところで妙にテンション上がってます)

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ども、初めまして!
仏蘭西少女にてBGMや主題歌や効果音を担当させて頂いてるヤヅチスエタです。
最初にBGM作ったのは何年前でしたっけ?(遠ひ目)
二年近く経つとさすがに色々と手直ししたい病が出てきてアレなのですが、
そういうマイナスの話ではなく、イカニモ宣伝っぽく今作ってる主題歌の話でも書こうかねと、
スタッフルームを覗いてみたら皆揃って好き放(以下自粛

三ツ矢ディレクター曰く「好きに書いてください」

この手の要求には、大概「でも」とか「しかし」とか、たとえクチに出されなくとも、
色々と暗に了解すべき制限が加わるのが、世の常であり社会の常識なのです。
個人の処理能力を遙かに上回る情報にさらされた社会にあって、より最短のコミュニケーションをはかるべく生み出された、言語を超越した一種のテレパシー、つまり「KY」を巧みに操り、自分も他人も等しくカオスへと誘い、最後には「あっはっは、で、どうすりゃいいんだっけ?」と後で一人ごちることこそ真の社会人のたしなみと言えましょう。
ふう、いつから俺はこんな濁った目で伏し目がちに話すようになっちまったんだい?
教えてくれよキャシー。いやキャサリン。
「知ろうと思えば知ることが出来るからよ・・・」
怪訝そうに首をかしげる俺を優しく諭すように、キャサリンは微笑んだ。
「知ることができるから、だから知らないことが怖いの。怖いから・・・無知なことを責めるのよ」
グラスの縁をなぞりながら「それだけよ」と、手をつけていない琥珀色の液体に彼女は呟いた。

インターネッツは「知ること」の範囲を飛躍的に拡大せしめた。
それは同時に知らないことの恐怖をも、数多く産み出してしまったのだ。
「定かではないが、存在すると思われる無数の危機」は確かに存在する。
その恐怖は容易く人を萎縮させ、気にしてもしょうがないと異を唱えるモノは例外なく無知の烙印を押されるのだ。ただ「知る」ことと「精査」することのみに精力を費やすことで、限りある時間を代償に「安心」という名の城壁を高く高く築いていく。
無防備でいることは愚かだ。だが、どこまでその城壁を積み上げればいい?
四方を壁に囲まれて、唯一見える空模様だけが安心できる「今」なんて。
まるで棺桶じゃないか。

それでいいのか? いや、いくない。

限りある人生において、必要でない情報に奪われる時間なぞカケラもあるはずがない。
インターネッツなぞyahooをトップページにしてニコ動とようつべとアマゾンとグーグルと、たまに○ちゃんねるとmixiが使えれば、それだけで十分なはずだ。

今こそ問おう。問い直そう。汝の真に欲するモノはナニか。

ご飯です。

おなか空いたんです。あと十分な睡眠。ゲームしたい。アニメも観たいのたまってるるる。
あと最近SSDがいいカンジに安くなってきてますね。まだ速いヤツは十万ぐらいしますけど。
今使ってるPCも次組む時はほんとに十年使えるんじゃない? とか思っちゃうぐらい音楽関係は充実してきましたね。ハラショー。

あ、『仏蘭西少女』のハナシですか? 舞子さん命です。
ひたすらツンデレ・デレ抜きな舞子さんをホンダが技術の粋を尽くしてぜひ一家に一人。
「商品名・どこでも舞子haaann(仮)」 仕事の生産効率が右肩上がりになるか、自分の無能っぷりに絶望するかの二択が常に迫られる気がします素敵すぎます。

注・舞子さんのイメージはヤヅチの妄想の産物であり、実際のゲーム内容との関係はヤヅチの脳内でしか存在しません。もちろんキャサリンなんて出てきませんスミマセン。
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先日、社内のスタッフからも「ずいぶんフリーダムなテイストですよね!」と言われた当スタッフルーム(笑)、
来月もさまざまなゲストにご登場いただく予定です。

2008/5/30

● いつもより早めの更新ですが…

Hola! 富士弦之助デスペラード!!

いつもは金曜日にサイトを更新していますが、
今日は変則的に水曜日の更新です。

というのも今日はアレです。アレの日なんです。
テックジャイアンさんの7月号の発売日なんです。
ついにやっとこさ情報公開なんです!
いや〜、ホントに長いことお待たせいたしましたぁ……(しみじみと)。

ただ、そのぶんタメがずっしり効いていてスゴイことになってますよ?
PILの『仏蘭西少女』とCODEPINKの『皇 涼子のBitchな1日』で
【STONEHEADS W STRIKE】という14ページの大特集!
『仏蘭西少女』の描きおろしイラストにはじまり、ハイグレードなイベントCGの公開、
そして、Tonyさん、丸谷さん、そしてキリヤマ隊長のインタビューもぎっちり詰まった
読みごたえ十分の内容ですので、ゼヒ誌面をチェックしてくださいませ。
おひとり100冊くらい買っていただけると幸いです(けっこう本気で)。

さらに、これまたお待たせしていた両タイトルの特設ページもいよいよオープンいたしました!
これから発売に向けてどんどん充実させていきますので、どうぞお楽しみに!!

めちゃくちゃ宣伝ばかりになってしまいましたが、
それだけの理由はあるんです。「理由」と書いて「ワケ」なんです。
これからもよろしくお願いします!

それではまた。Adios!

ちなみに、1927年の5月21日はチャールス・リンドバーグが大西洋無着陸横断飛行に成功しています。
「翼よ、あれがパリの灯だ」という名ゼリフからもわかるように、到着先はフランスなんですね。
勝手に不思議な縁を感じてます(笑)。

2008/5/21

● 丸谷秀人のつぶやき千里・第4回

 『仏蘭西少女』のことで電話がかかってくる度に、我輩の頭を最悪の予感だけがよぎるんである。今度こそ、何か致命的な出来事が起こってしまって、よろめきながらも進んでいた企画がついに終わる時が来たのではないかと。1番ありそうなのは変な法律が成立してしまってエロゲーそのものが作れなくなったとか。そこまでひどい事態でなかったとしても、またもや何か不都合が起こったのではないかとか。例えば……と挙げようとすると差障りのあること事ばかりなので挙げられないんである。だからPILからの電話に出る度に「声が暗いですね。何かあったんですか?」と心配される始末なんである。もっとも余りにいつもそうなんで最近は言われなくなってしまったんであるが。

 それなのに、なぜか最近は、悪い報せが余り無く(普通レベルではある)、結構順調に進んでいるようで、雑誌に情報を出すなんて神をも恐れぬ大それた話や、夏コミにもなんか出すつもりだなんて鬼が笑いそうな話まであって、そんな話を聞いている内に、応対する我輩の声も弾んでしまうのを押さえられないんである。影響されやすい人なんである。ディレクター氏は、「こういう風に進行するのが普通なんですよ」なんて力強い事をおっしゃったりして、聞いてるうちにこっちもそんな気になってくるのが、人間の弱さって奴なんである。
「きっとうまくいくわなんて夢見たいな事を言って思いちがいをして♪」と歌っていたロックバンドがあったのを思い出す展開である。

 だが、用件と少々の雑談の後で電話を切ると、たちまち不吉な予感がむらむらと沸き起こり我輩を慄かせずにはいられないんである。ディレクター氏はああ言っていたけれど、こんなに順調であるのは、何かとてつもないどんでん返しが起きて、全てがパーになる前触れなんではないかと。恐怖の東海大地震でも起きるのではとか。某国から核兵器が飛んでくるとか。そんなわけで毎日びくびくしている我輩なんである。睡眠不足は時間を惜しんでエロゲーをやっているからばかりではないんである。というか仕事に追われているんである。過去の苦い経験から来る学習+臆病で被害妄想が強いんである。


イラスト:ぴんすけ

 まぁこんな風に冒頭から『仏蘭西少女』の事を書いたのは、ネタが無いからという身も蓋も無く切実な理由ばかりではなく、なんでも近々発売される雑誌(※テックジャイアンさんです!by弦之助)に『仏蘭西少女』が、というかPIL&CODEPINKが14Pもの特集で載るということなので、たまには、広報的に役に立ちそうな事を書いてみるかという思い付きからなんである。雑誌に載るということは、それなりに素材が出せる状態になっているということで、去年までの『仏蘭西少女』だったら4月1日以外語られる事すらない展開なんである。「それってどこのファンタジー?」呼ばわりなんである。そのことからしても、我輩が現在抱いている恐怖がいかに激甚か判ってもらえるであろう。

 ちなみに、我輩がシナリオを書いている他社の某作品も大きく載るんだそうである(特集号の別冊が出るんだったろうか?)。こう書くと、我輩、なんだか凄い売れっ子みたいである。エロゲー買うのに困らない素敵な身分みたいである。だが『仏蘭西少女』のシナリオは、随分と前にできているんで、たまたまかちあっただけなんである。断じて売れっ子ではないんである。こんな事を力説するのは我輩としても哀しいんではあるが、どれくらい売れっ子じゃないかと言えば、「エロゲーはプレイする物であって、製作者側になるものじゃない」と始終思ってしまう事でよくわかるんである。儲かってたらこんなこと考えないんである。いや、考えるんであろうか? 残念ながら儲かっていないんでよくわからないんである。あー、一度でいいからボロ儲けしてみたいもんである。そしたら家に篭ってエロゲー三昧である。投資とか考えないあたりが駄目人間である。というか、それ以前に儲かっていないのをなんとかしろと言いたいんである。ごめんなさい。自分を責めて自分に謝っても虚しいんである。

 もし、この業界に入ろうと考えていらっしゃる方がいるとすれば、「今すぐにやめなさい。もっと儲かる業界へ行って、エロゲーをたくさん買ってください」というのが我輩の出来る唯一の忠告である。少子化と賃金水準の下落に協力したいなら止めはしないんであるが。具体的に述べるとすれば、今月末に『G線上の魔王』『ウィザーズクライマー』『ef -the latter tale.』『さかしき人にみるこころ』『熱帯低気圧少女』『反逆のベレッタ 淫獄に堕散る戦士』『凛辱の城 傀儡の王』あたりでも買い込んで、家に引きこもればいいんである。趣味は人それぞれなんで別のラインナップでもOKなんである。どんなラインナップにしろ全部クリアするまでただひたすらエロゲーするんである。生産性のかけらもない? YES! でも生産なんかくそくらえである。夢なんだから生産性なんて無くていいんである。実際、私は出来るものならそうしたいんである。だがお金がないんで名前を挙げたものを全部買うのは無理だろうし、暇がないんで買ったのを全部プレイするのも苦しいんである。「それでもプレイするのがエロゲー道に堕ちた男の生きる道だ!」と昔の私なら断言したであろうが、正直、体力気力ともに駄目駄目な今の私にはそれすら叶わぬ夢なんである。あーあ幸せと体力はどこへ行ったんであろうか?

 山の彼方の空遠く。

 駄目じゃん。山なんか越えられません。歩いて行けるか地下鉄で行けるかする場所じゃないと行きたくないんである。具体的に言うと神保町と秋葉原。

 でも、きっと山の向こうには青い青い空があるんだよ。

 本当の空があるんだよ。

 あどけない空の話である。

「どこが?」

●他社さんの某作品(言わずもがなですよネ!)も『仏蘭西少女』もアホみたいに売れますように! それでも丸谷さんにはシナリオ書いてもらいますが!!
次回は6月下旬掲載予定です。お楽しみに!

2008/5/16

● 5.21

皆様、ご無沙汰しております。
初めての方は、はじめまして。
元『Sweet Home』Web担当のモモコです。

日に日に過しやすいのを超えて、
暑さがウザくなってくる今日この頃ですが、
皆様いかがおすごしでしょうか。

キリヤマ隊長とモモコ率いる(?)CODEPINKは、
そんな暑さにも負けず今日も今日とて新作開発。
隊長自身も片眉を剃り上げ山篭りするイキオイで
エロ絵のラフ量産体制に入りつつあります。

モモコもさっき塗り終わった数カットのイベントCGをこっそり見せてもらったんですが、
アツ! 暑ぅッッ!! 暑苦しい!
まるでCGからムワッとする汗とザーメンと愛液の混ざった
ニオイがたちこめてきそうな、そんな素敵なカットたちでした!

そんなグラフィックを含め、
なかなかこのwebページ上で進捗をお知らせできなくてもどかしいですが、
ななななんと、今月21日(水)発売のテックジャイアン7月号にて、
PIL/CODEPINK合同の特集ページが掲載されます!

その量、実に14Pの大ボリューム!
慣れない数字に貧乏性のディレクターは当初こそ強気でしたが、
発売が近づいてくると「こんなページ取っちゃっていいのかなぁ……」
などと無意味に弱腰になる始末。

もちろんこの新作の初出し情報も満載な、
気になるその内容は……教えてあげないよ! ジャン!
ぜひぜひ誌面にてご確認下さい!

それでは、今回はこれまで、ということで。
またお会いしましょう!

2008/5/9

● 5月ですねー

1時間幸せになりたいものは風俗に行け
3日間幸せになりたいものは結婚しろ
永遠に幸せになりたいものはエロゲーを趣味にしろ



永遠の幸せを手に入れたい富士弦之介です。
趣味が高じ過ぎて仕事になってますよイエッヒー!!

さて、なんだかんだと5月になりましたね。
「まだ5月」か「もう5月」かは人によってさまざまでしょうが、
雑誌での告知もついにスタートするので、
僕としては「やっと来たヨ!!」と思っています。
PILもCODEPINKも同時進行で激アツです! 
ホント、スゴイことになってます。

何度も繰り返しそろそろだと書いてきましたが、いよいよです。
PIL&CODEPINKのやる気を出しまくってます。
やればできる子なんです。やるんです。

雑誌の次号予告をこまめにチェックしている方は
もうお気づきでしょうが、そのあたりは来週、
モモコさんにお任せするとして、今日も今日とて
張り切ってマース! という報告まで。

来週をお楽しみに!!

2008/5/2